概要 |
2020 年、新型コロナウイルス感染症拡大の危機というこれまでにない状況に直面し、子どもを取り巻く環境は一層厳しさ増しており、地域で安心して子育てをするためにこども食堂等の運営団体に寄せられる期待は一層高まっています。 一般社団法人全国食支援活動協力会では、2016 年から全国のこども支援団体・社会福祉協議会・行政・企業等とのネットワークでこども食堂の輪を広げる事業を実施しています。 企業の寄付とこども食堂等の運営団体とのニーズのマッチングが進み、全国どこの地域であっても安定的に寄付を受けられ、持続的に運営していくためには、広域で寄付食品を受けとめることができる物流ネットワークの整備が必要だと考えます。そのため、本助成事業を通して、全国のこども食堂等の運営団体の持続可能性に資する「食の物流ネットワーク」づくりに意欲的に取り組む実行団体と協働できることを期待しています。 ※ この事業は休眠預金等活用法に基づき実施されます。「民間公益活動を促進するための休眠預金などに係る資金の活用に関する法律」や仕組みについての詳細は、指定活用団体である一般財団法人日本民間公益活動連携機構 JANPIA のホームページ をご覧ください。 |
---|---|
対象 | 対象団体下記の解決に向けて、物流ネットワーク整備の一環として「ロジスティック拠点」を担い、「ハブ拠点」を設置することで、食支援活動を行う地域の団体を支援する中間支援団体
※ ロジスティック拠点(以下、ロジ拠点)とは 企業等から寄付食品を受け入れ、適切(温度・衛生状態・消費期限)に管理し、ハブ拠点への小分け配達作業を担う。 ※ ハブ拠点とは ロジ拠点からの食品を受け入れてストックする、活動団体が取りに行ける場所に設置するブランチ 対象となるプロジェクト
※ 助成対象経費については公募要項及びガイドラインをご参照ください。 本事業の中長期目標
申請資格要件法人格の有無は問いませんが、ガバナンス・コンプライアンス体制を満たしている団体である必要があります。 (公募要領「6.申請資格要件(p.6)」参照) |
内容 | 助成額・助成期間
留意事項
※1. 国又は地方公共団体から補助金又は貸付金 (ふるさと納税を財源とする資金提供を含む) を受けていない事業の中から助成対象事業を選定します。 |
申請期間 | 2020年12月1日(火) 〜 2021年1月8日(金) 申請方法一般社団法人 全国食支援活動協力会 所定の申請様式に必要事項を記入のうえ、データ (DVD 又は USB) と印刷書類 (該当書類のみ) を同封して、郵送してください。 ※申請様式や規定類はデータ(DVD 又は USB )保存。決算報告書類は印刷 |
Webページ | https://mow.jp/kyumin2020.htm |
備考 | この助成金では事業の適切な進捗管理が求められます助成が決定した団体は、月次収支報告書、オンラインフォームでの活動状況報告のほか、助成期間開始時期および期間終了時に、評価計画書(※)に基づく自己評価(事前・事後評価)が必須となります。 ※ 評価計画書は、採択後当会のプログラム・オフィサー(PO)と一緒に作成します。評価の詳細については、資料「新型コロナウイルス対応緊急支援助成 評価の実施について」をご確認ください。 |
京都市市民活動総合センターからのひとくちメモ
- この助成は、食支援活動を行う地域の団体を圏域で支援する中間支援団体を対象としています。休眠預金を活用した「新型コロナウイルス対応緊急支援助成」として、他にも 1 つの資金分配団体が募集を行っています。
- 休眠預金を活用した助成金事業は通常20%の自己資金が必要ですが、今回の緊急支援助成では自己資金がなくても申請できます。
- それぞれの資金分配団体の対象事業や特徴をよく見比べて、応募してください
- 通常の助成金よりも申請のハードルが高いだけでなく、採択後も様々な義務が発生します。
- 要項をよく読み込むか、説明会に参加するなどして、休眠預金活用法による助成のシステムを理解してから、申請してください。